文責:吉松(ぽおる主催イベント実行委員長)
本日の高知新聞夕刊のトップニュースでも報じられたBAY5 SQUAREの閉店。筆者は先月末、BAY5のホームページに掲載された社長さんの文章で閉店を知っていた。その情報をぽおるイベントスタッフから聞きホームページを見た時は、「信じられない」の一言を搾り出すことしかできなかった。それから大分時間が経ち、やっとこの文章を書こうという気になった。
筆者がBAY5 SQUAREへ初めて行ったのは、Rockカフェぽおる主催のハードロック祭を見に行ったときだ。8年くらい前だろうか?高知にこんな広いライヴハウスがあるとは!と驚いたもんだ。初めて見たぽおるのイベントも楽しかった。
それから筆者はぽおるのママさんによくして頂いて、なぜかぽおるのイベント(メタル祭、ハードロック祭)のスタッフをやらせてもらうことになる。当時はまだBOXがなく、全てのイベントは広い会場でやっていた。ぽおるのイベントは、基本的にはHM/HRのコピーバンドによるライヴだけれども、
- 司会者がいる。
- ドラムセットの後ろのスクリーンに、プロジェクターを使って映像(動画)を映す。
- スタッフが作成したBGMを、流したいタイミングで流す。
などの点も含め、独自性があった。特に上記2と3に関しては、イベント当日、我々スタッフがPA卓に入らせてもらって、ノートパソコンやCDプレイヤーを自由に操作させて頂けた。出演バンドによってはステージ上で血糊を吐きたい(KISSのコピーバンド)とか、演出でクラッカーを鳴らしたいとか、ほとんどのお願いを快く了承して頂いていた。そういえば、広い方でやっていた頃はドリンクブースもぽおるで用意していた。懐かしい。
ここ数年はイベントの開催もBOXへ移った。もうプロジェクターはないということで、スタッフでイベントロゴを張りぼてで手作りしたのだが、それをドラムセットの後ろに吊るすのも手伝って頂いたり。何から何まで本当によくして頂いた。ぽおるのイベントを見てくれたお客さんから楽しかったと感想を頂くと我々スタッフも嬉しいのだが、イベントを構成する要素として会場の良さも当然ある。毎回素晴らしい音と照明効果でした。
筆者個人的には、ぽおるのイベントでステージにも立たせてもらった。3年前にぽおる感謝祭というイベントをやったとき、スタッフでバンドを組んで演奏させてもらった。自分はスタッフをやっているときはイベント中は客席や楽屋にいることがほとんどなので、ステージ上からお客さんを見下ろした時、景色の違いに驚いた。広かったなぁ。BOXに移ってからも一度ステージに立った。筆者はギターだが、リハーサルの時にあまりに音作りが酷かったんだろう、社長さんがステージ上まで来てくれてアンプやエフェクターを直接調整して下さった。それはもう良い音が出ました。
などなど、書き出すときりがないほどBAY5 SQUAREには思い出がたくさんある。もちろん、LOUDNESSやBLINDMAN、友人・知人のバンドのライヴも何度も見た。もう軽トラにイベントで使う荷物を載せて行くことも、お客としてチンチン電車に揺られて向かうこともなくなると思うと残念でならない。
ただただ感謝の言葉しかない。たくさんの思い出をありがとうございました。そして、お疲れ様でした。
ありがとう!BAY5スクエア!!
ぽおるの仲間とこけら落としで大騒ぎした日が、昨日のようです。
ぽおるが10周年を記念して始めたイベントが、
毎年の「祭」となって定着できたのも、
ベイのスタッフのご協力によるものが大きいです。
本当に他にはない規模、設備のホールで、
我々も高知にこんな素敵なライブハウスがあることが誇りでした。
ただただ、有難うです。思い出いっぱいあります。
青春です。成長もさせていただきました。
思いを同じくした仲間やお客さんと共有する時間は宝物でした。
有難う。ありがとう。ベイ5スクエア。大好きです。